人工股関節の手術を受けるぞ!

 長年、変形性股関節症の痛みに悩まされてきた。股関節のクッションの役割を果たしている軟骨が摩耗し、骨盤の臼蓋(股関節を受ける、受け皿になる部分)と大腿骨の骨頭(先っちょ)が直接あたり、変形してしまう病気。もともと臼蓋が小さいらしい。だからいわゆる「応力集中」がおきてすり減ってしまうとの話。特に女性に見られるそうで、これに悩まされている人はとても多いらしい。

 

 これまで毎年2回ほどドイツへ行っていたのだけど、回を重ねるごとに町歩きがきつくなっていた。できるだけ徒歩の部分を減らすため、行く前から市電や地下鉄の路線図を調べ、最短距離で回れるように工夫したり、ちょっと離れたところにある場所は行くのを諦めたり。夜はシップを貼りまくって寝た。痛み止めも手放せなかった。

 

 しかーし。そういう工夫ももう限界。日常生活にも支障を来すようになってきたので決心した。どうせコロナ禍でどこにも行けないのだから、この間に手術をしてリハビリも済ませ、克服してしまおうと。

 

 しかーし。ほにゃく仕事は絶対に休みたくない。クライアントや制作の方々に迷惑をかけるのは不本意だし、NO ほにゃく、NO ライフの私。最近の病院は Wi-Fi も通っているし、みんなパソコンを持ち込んで仕事をしているとの話。そだ!私も入院中に仕事をすればいいんだ!家事がない分、むしろはかどるかも?

 

 …根が単純なワタシはそんなことを考えてさっさと病院で手術を予約。手術日は4月の7日と決まった。病院は股関節外来があり、股関節の手術ではとても評判のいい某所。駅近で、交通アクセスもすごくいい。話はトントン拍子に進み、手術の前日に入院することになった。さて、わくわく入院ほにゃくライフの始まりであーる。私の期待どおりの充実ライフが送れるのだろうか・・・? (続く)

 

 追記:セキュリティの問題があるので、入院中に翻訳をする場合はクライアントの許可を取ることが必須!今回、私は事前に伝えて了承していただいている。

 

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