4月18日 手術から11日目

 今日は2度目の日曜日。リハビリもお休みだし、看護師さんも少なめな気がする。また、外来もお休みなので全体的に静か。昨日は嵐だったけれど、今日は朝から快晴で気持ちがいい。こののんびり入院ほにゃくライフもあと1日かと思うと本当に寂しい。水曜日までいればよかったかなあ…

 

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 最初、個室にしようかと思った。でも14日間ずっと個室だとお財布に響くので、回復してから10日間くらい個室にしようかとケチなことを考えていたワタシである。しかーし。同室の方がとてもよい方で初日から意気投合。同じ病気、同じドクターによる同じ手術、同じ苦労。連日、股関節談義で盛り上がる。カーテンさえ閉めれば個室みたいなものだし、「相部屋でいいや♪」と思ってそのままにした。そうこうするうちに「相部屋いい」と思うように。

 

 私の股関節を手術してくださった先生は、ゴッドハンドの持ち主だそうだ。人工股関節置換手術にはいろいろ方法があるそうなのだけど、私の傷口は前方。これは前方アプローチというそうで、筋肉を切断せず、傷口が小さいので術後の回復が早いという利点があるという。また、人工股関節の最大の弱点である脱臼が比較的起こりにくいのがさらなる利点だとか。ただし手術法が難しく、誰でもできるわけではないらしい。手術前に人工股関節の見本を見せていただいたのだど、えらくゴツくて驚いた。ところが私の傷口はとても小さい。どうやって入れたんだ???そもそも、こんな小さな傷口から、どうやって元の股関節を切除して取り出したんだ?筋肉や血管、そして神経を傷つけることなくやってのけるのだから、やはりゴッドハンドだと思う。ありがたや。

 

 明日はいよいよ退院。仕事が山のようにあるので、早く日常生活に戻さなくては。