4月19日 いよいよ退院

 今日はいよいよ退院であ~る。本来なら手術の2週間後、私の場合は21日が退院予定日なのだけど、術後の回復が早かったので2日早く出られることになった。先生は先日、「金曜日でもいいですよ」と言ってくださったのだけど(週末は事務が閉まっているから退院できないらしい)、もう少し理学療法士さんからアドバイスもいただきたかったので、月曜日にした次第。

 

 朝9時10分から理学療法士さんによるリハビリ、そして9時30分から作業療法士さんによる日常生活のアドバイスを受けた。それで終わり。周りを片づけ、2週間ぶりにメイクをし(といってもファンデーションを塗るのと目の周りを少し隈取り(?)する程度だけど。仲よくなった患者仲間の皆さんと別れるのは名残惜しい。LINEでこれからもやりとりする約束をし、看護師さんたちにお礼を言って別れた。寂しい。

 

 最近はお会計も楽ちん。自動精算機に診察券を入れると金額が表示される。クレジットカードを入れて、暗証番号を入力したら終わり。うむ、技術の進歩はすばらしい。あとはタクシーで自宅へ。

 

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 実は入院する前に、仕事の上でもやもやっとすることがあり、本宅のブログで愚痴をこぼしてしまった(あとで恥ずかしくなって消したけど)。だけど入院してつくづく感じたのは、自分にはほにゃくしかないということ。NO ほにゃく、NO LIFE である。ほにゃくができるというのは最大の喜び。入院生活も、皆さん退屈しておられたけれど、私はヒマさえあればパソコンに向かっていたので退屈することは皆無だった。「なにも入院してまで翻訳しなくたって…」とも言われたけれど、私にとっては逆。「入院したからこそ、家事もせずに翻訳ができる」のであった(苦笑)。体に気をつけ、体力をつけ、これからもドイツの街をせっせと歩いて見聞を広め(コロナが去ってくれないとダメだけど)勉強して知識を身につけたいと心から思った。このように自分を省みる機会を与えられたことにひたすら感謝。そして、こんな大変な時期なのに患者1人1人に寄り添い、心を込めて治療に当たってくださった医療関係者の皆様に心から感謝した。これからも精進しよう。作品へのリスペクトを決して忘れず、またご縁に感謝することも忘れず、少しでもよいほにゃくができるよう努力しなくては。

 

 

<ただし…>

 セキュリティの問題があるので、なんでも病室でほにゃくするのはオススメできましぇん。クライアントの許可をもらうことが必須だと思います!!特に映像の取り扱いには細心の注意を払うことが求められます。

 

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